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文献詳細

雑誌文献

medicina22巻2号

1985年02月発行

今月の主題 筋疾患とその周辺

検査法

診断上重要な血清酵素

著者: 植田啓嗣1 畑中良夫1 阿部千史1 神谷和恵1 大西一恵1 片山佳子1

所属機関: 1愛媛大学保健管理センター

ページ範囲:P.216 - P.218

文献概要

血清酵素値の上昇とミオパチー
 酵素合成の系は血清中には含まれていない.そのため,もし血清に活性が見出されるとすれば,それはすべて体内のどこかの臓器から漏出してきているものといえるだろう.
 一般に酵素値が血清で上昇する条件としては,①臓器の破壊(壊死または変性),②臓器内代謝の障害,③臓器の膜透過性の異常,④血清に漏出してきた酵素に対する処理機能の遅延,などがあげられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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