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文献詳細

雑誌文献

medicina22巻3号

1985年03月発行

文献概要

今月の主題 内分泌疾患の新たな展開 新しい内分泌検査とその臨床的意義

Free T4,Free T3

著者: 小林功1 大島喜八1 森昌朋1 下村洋之助2

所属機関: 1群馬大学医学部・内分泌内科 2群馬大学医学部・第1内科

ページ範囲:P.418 - P.419

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 甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンはサイロキシン(T4)とトリヨードサイロニン(T3)で,その大部分がT4結合蛋白,主としてthyroxine binding globulin(TBG)と結合している.一方蛋白と結合していない遊離型のT4(Free T4,FT4)は総T4の約0.03%,遊離型のT3(Free T3,FT3)は総T3の約0.3%ときわめて微量である.この微量の遊離型ホルモンが最近ラジオイムノアッセイ(RIA)法により比較的容易に測定できるようになり,甲状腺機能の指標として注目されるに至ったわけである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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