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文献詳細

雑誌文献

medicina22巻3号

1985年03月発行

今月の主題 内分泌疾患の新たな展開

画像診断

副腎

著者: 福地総逸1

所属機関: 1福島県立医科大学・第3内科

ページ範囲:P.428 - P.431

文献概要

 副腎疾患の診断は各種ホルモン測定法の進歩により比較的容易となったが,副腎腫瘍の有無あるいは局在の診断については,ホルモン測定のみでは困難な場合がしばしばみられる.近年副腎皮質のみでなく髄質についてもすぐれたスキャン剤が開発され,さらにX線CT,超音波診断,NMR断層などの方法が導入されて副腎腫瘍の局在のみでなく,その形状や大きさまでかなり正確に診断できるようになった.これにより外科手術の際の術式の決定や予後について予測が可能となった.本文では方法別にその得失を述べることとする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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