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文献詳細

雑誌文献

medicina22巻3号

1985年03月発行

今月の主題 内分泌疾患の新たな展開

救急治療

甲状腺中毒性周期性四肢麻痺

著者: 高松順太1

所属機関: 1大阪医科大学・第1内科

ページ範囲:P.438 - P.439

文献概要

歴史と疫学
 本症は,1902年Rosenfeldによって処女報告され,本邦では1940年,隈が50例を報告した.東洋人とくに日本人が多く罹病する.西欧からの報告にはアメリカンインディアンなどが多い.1961年までの集計では225例中205例が日本人であった.男性に起こりやすく,本邦では男子バセドウ病の8.2%,女子バセドウ病の0.4%に合併すると報告されている1).家族性周期性四肢麻痺と異なり,家族発生しない1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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