文献詳細
文献概要
今月の主題 胆道疾患診療のトピックス 胆石治療の最近の進歩
胆石組成とX線像の特徴
著者: 松本泰二1
所属機関: 1三楽病院・放射線科
ページ範囲:P.628 - P.632
文献購入ページに移動 近年,胆石の内科的溶解療法が脚光を浴びているが,溶解療法は現在のところコレステロール胆石に限られる.このコレステロール胆石には,純コレステロール石,混成石,混合石などがあって,胆石の成分として70%以上のコレステロールを含有し,主成分はX線透過性である.
一方,ビリルビンカルシウム石,脂肪酸カルシウム石,炭酸カルシウム石は,X線不透過性の陽性石として溶解療法から除外される.
一方,ビリルビンカルシウム石,脂肪酸カルシウム石,炭酸カルシウム石は,X線不透過性の陽性石として溶解療法から除外される.
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