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文献詳細

雑誌文献

medicina22巻4号

1985年04月発行

文献概要

今月の主題 胆道疾患診療のトピックス 胆石治療の最近の進歩

胆汁酸による溶解療法の適応と限界

著者: 奥村恂1

所属機関: 1福岡大学医学部・第1内科

ページ範囲:P.640 - P.643

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 胆石は,一般にコレステロール系石とビリルビン系石に大別される.最近のわが国の胆石症の特徴は,第1に胆石保有者が年々増加していること,コレステロール系石が全体の7〜8割を占め,胆嚢内結石が増加したことである.第2には超音波診断法が普及して,診断能が著しく向上したこと,第3にはコレステロール系石に対して内科的溶解療法が可能になってきたこと,などであろう.
 胆石症に対する内科的治療には発作時の対症療法と原因療法(胆石溶解療法)があるが,ここでは胆汁酸剤による胆石溶解療法について紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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