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面接法のポイント
癌患者や心理的問題を持つ患者との面接
著者: 河野友信1
所属機関: 1都立駒込病院・内科心身医療科
ページ範囲:P.758 - P.759
文献購入ページに移動1.癌患者との面接
癌患者との面接は,どの病期のどのような状況下でなされるものか,どのような目的なのか,などで,その内容や様式がかなり違ってくる.もちろん,年齢,性格,罹患部位,苦痛や障害の程度,病名を知っているかどうか,治療状況,社会経済的な状況,家族の有無,など患者側の要因と医療側の要因が,面接のあり方に大きく影響を与えるのはいうまでもない.
癌患者との面接では,①初診をめぐって ②病名告知をめぐって ③癌の検査や治療をめぐって ④再発や転移をめぐって ⑤ターミナル・ステージをめぐってのときがとくに問題であり,それだけにこのような場合には面接のニーズが高いといえる.
癌患者との面接は,どの病期のどのような状況下でなされるものか,どのような目的なのか,などで,その内容や様式がかなり違ってくる.もちろん,年齢,性格,罹患部位,苦痛や障害の程度,病名を知っているかどうか,治療状況,社会経済的な状況,家族の有無,など患者側の要因と医療側の要因が,面接のあり方に大きく影響を与えるのはいうまでもない.
癌患者との面接では,①初診をめぐって ②病名告知をめぐって ③癌の検査や治療をめぐって ④再発や転移をめぐって ⑤ターミナル・ステージをめぐってのときがとくに問題であり,それだけにこのような場合には面接のニーズが高いといえる.
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