icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina22巻5号

1985年05月発行

文献概要

今月の主題 免疫反応と臓器疾患 即時的過敏性反応

蕁麻疹

著者: 石川英一1

所属機関: 1群馬大学医学部・皮膚科

ページ範囲:P.828 - P.830

文献購入ページに移動
 蕁麻疹は突然掻痒とともに皮膚,ときに粘膜に出現する限局性の表在性炎症性浮腫で,臨床的には24時間以内に消失する扁平隆起性の皮疹(膨疹)として観察される(図1).膨疹は出没をくり返すが,その期間が数日から数週までの短期間のものを急性蕁麻疹,6週以上にわたってみられるものを慢性蕁麻疹という.原因別には表のように分類される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?