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文献詳細

雑誌文献

medicina22巻6号

1985年06月発行

文献概要

今月の主題 ウイルス肝炎—現況と展望 さまざまな病態

劇症肝炎の病理像

著者: 志賀淳治1 椙村春彦1 森亘1

所属機関: 1東京大学医学部・病理学

ページ範囲:P.1002 - P.1003

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 肝炎の一部が劇症化することは古くから知られており,fulminant hepatitisという言葉も17世紀にはすでに存在していたと言われる.最近の,肝炎ウイルスに関する研究の進歩には目ざましいものがあるが,それにもかかわらず,なおこのように一部の肝炎だけが,なぜ劇症化するのか,という問いには依然として答えることができない.しかし,この数年間に知られるようになったいくつかの新しい事実は,この問題を多少とも解決の方向に導くのではないかと期待されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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