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文献詳細

雑誌文献

medicina22巻6号

1985年06月発行

文献概要

今月の主題 ウイルス肝炎—現況と展望 効果的予防法

A型肝炎の予防

著者: 小島健一1 小島秀男2

所属機関: 1新潟大学医療技術短期大学部 2新潟大学医学部付属病院・輸血部

ページ範囲:P.1026 - P.1027

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 A型肝炎(HA)は経口的に,とくに便口感染(fecal-oral infection)の形で感染し,通常のヒト免疫グロブリン(immune serum globulin, ISG)が予防効果を発揮することは以前から知られていた.A型肝炎ウイルス(HAV)の発見以後,ウイルス自体の性質,HA抗原抗体系,疫学などが明らかになり,予防法も理論的根拠をもつようになり,ワクチンの開発も時間の問題となってきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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