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文献詳細

雑誌文献

medicina22巻6号

1985年06月発行

文献概要

演習 —内科専門医による—実践診療EXERCISE

嚥下障害/発熱,嘔吐

著者: 俵哲1

所属機関: 1山鹿市立病院・内科

ページ範囲:P.1115 - P.1118

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 54歳の女性,主婦.父親が胃癌,母親が脳卒中で死亡.既往歴に特記事項はない.
 来院の約7年前から声が鼻に抜けるようになり,舌がひきつるようで,牛乳1本飲みこむのに1日かかるようになった.約1年9カ月で体重が30kg減少したが,その後近医での胃管栄養などで改善した.約5年前から両腕に力が入りにくくなったが,夏期には改善が認められた.4カ月前から嚥下障害が激しくなり,後頭部痛も生じてきた.約1カ月前から食事をしていると次第に咀嚼力が弱くなってきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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