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文献詳細

雑誌文献

medicina22巻7号

1985年07月発行

文献概要

今月の主題 抗炎症剤の進歩と使い方 ステロイド剤の使い方

ステロイド剤の隔日投与・間歇投与・離脱法

著者: 矢野三郎1

所属機関: 1富山医科薬科大学・第1内科

ページ範囲:P.1182 - P.1183

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 ステロイド剤が臨床的に応用されるようになって,40年近く経過した.各種疾患に適応が広がり,有効性が認められているが,一方では重い副作用のあることが問題となり,実地医家の中にはステロイド剤はできるだけ使いたくないと考えるものが増えてきた.
 この副作用を軽減する目的で,種々の新しい合成ステロイド剤が開発されてきたが,Naと水の貯留作用がなくなったぐらいで,今のところ満足すべきものは出現していない.また,他剤を併用して副作用の発現を抑制しようという研究も試みられているが,これも成功していない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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