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講座 臨床ウイルス学・1【新連載】
臨床ウイルス学研究の現状
著者: 川名林治1
所属機関: 1岩手医科大学・細菌学
ページ範囲:P.1307 - P.1311
文献購入ページに移動 臨床ウイルス学の進歩は著しいものがある.
組織培養法がウイルス学の研究に導入され,これによって新しいウイルスが次々と発見され,また臨床診断にたよっていたウイルス感染症が実験室診断法の進展によって確診が可能となり,さらに一方ポリオのワクチンの投与にはじまり,新しいウイルスワクチンが実用化され,とくに近年は抗ウイルス剤の開発などによって治療にも明るい見通しがもたれるようになってきた.
組織培養法がウイルス学の研究に導入され,これによって新しいウイルスが次々と発見され,また臨床診断にたよっていたウイルス感染症が実験室診断法の進展によって確診が可能となり,さらに一方ポリオのワクチンの投与にはじまり,新しいウイルスワクチンが実用化され,とくに近年は抗ウイルス剤の開発などによって治療にも明るい見通しがもたれるようになってきた.
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