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文献詳細

雑誌文献

medicina22巻8号

1985年08月発行

文献概要

グラフ 複合心エコー図法

先天性心疾患(6)—三心房心

著者: 伊東紘一1 鈴木修1 谷野定之2

所属機関: 1自治医科大学・臨床病理生理機能 2自治医科大学・小児科

ページ範囲:P.1446 - P.1449

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症例14 6歳 女児
 在胎35週で自然分娩.
 生下時体重2,800g.出生直後より呼吸があらく,啼泣も弱い.生後5カ月時に啼泣に際し,チアノーゼが明らかに認められるようになり,VSDの診断を受けて強心,利尿剤の投与を受けていた.身長110cm,体重16kg.
 心音は整,Ⅱ音単一,亢進している.心雑音は収縮期雑音(3〜4/6)があり,harsh,holosystolicでMax point 3〜4LSB.心尖部で拡張期にランブルを聴取した.肝は右季肋下に融知した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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