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文献詳細

雑誌文献

medicina22巻9号

1985年09月発行

文献概要

今月の主題 白血病—最新の知見と治療の進歩 化学療法

新しい治療法—シタラビン大量療法

著者: 吉田稔1 三浦恭定1

所属機関: 1自治医科大学・血液科

ページ範囲:P.1588 - P.1589

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 成人の急性白血病の治療成績は多剤併用療法の進歩などにより向上し,現在では約70%の症例に完全寛解が得られている.しかしそれらの症例の多くは2年以内に再発し,次第に薬剤抵抗性となり不幸な転帰をとる.Cytosine arabinoside(Ara-C)大量療法はこのような再発あるいは難治性の症例に対する治療法として,1979年にRudnickら1)によって提唱され,以後注目を集めている治療法である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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