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文献詳細

雑誌文献

medicina22巻9号

1985年09月発行

文献概要

今月の主題 白血病—最新の知見と治療の進歩 合併症とその対策

出血とその対策

著者: 岩永隆行1 堀内篤1

所属機関: 1近畿大学医学部・第3内科

ページ範囲:P.1598 - P.1599

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 白血病とくに急性白血病では,出血の対策が感染症対策とともに,強力な化学療法の成否を左右するといっても過言ではない.急性白血病における出血傾向の発現機序は,1)血小板減少による一次止血機構の欠損,2)播種性血管内凝固(disseminated intraascular coagulation:DIC)による血小板・凝固因子の消費による止血機構全般の欠損,3)線溶活性亢進による止血血栓の不安定化などが考えられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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