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文献詳細

雑誌文献

medicina23巻1号

1986年01月発行

文献概要

今月の主題 不整脈診療の実際 不整脈治療の実際

不整脈死と緊急治療

著者: 藤原秀臣1 家坂義人1

所属機関: 1土浦協同病院・内科

ページ範囲:P.52 - P.53

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不整脈死の概念
 不整脈死とは,不整脈に起因する突然死(arrhythmic sudden cardiac death)であり,心室頻拍(vent-ricular tachycardia;VT),心室細動(ventricularfibrillation;VF)あるいは心拍停止(cardiac stand-still)による心停止(cardiac arrest;CA)を意味する.したがって,症状の出現から死亡までの時間は数分間以内であり,確定診断はきわめて困難で,その頻度について正確な数字は不明であるが,最近の米国の統計によれば,全心臓突然死は年間40〜60万人,1日約1,000人に達するといわれている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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