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今月の主題 感染症の動向と抗生物質 院外感染
不明熱(FUO)
著者: 根岸昌功1
所属機関: 1東京都立駒込病院・感染症科
ページ範囲:P.1650 - P.1653
文献購入ページに移動 発熱性疾患の患者を診療する際,当然その原因となる疾患が追求され,現病歴,既往歴,家族歴,自・他覚症状,理学的所見,検査成績をもとに診断が下される.診断がつかない場合は,病歴,経過などの詳細な再検討がくり返し行われる.この間,患者の状態が許すなら抗菌剤などの予測投与をせず,診断に努めるべきである.解熱剤など対症状治療剤の投与は診断を妨げるとは思えず,患者の苦痛を緩和することが大切である.
駒込病院感染症科には,不明熱で紹介される症例が多数あり,不明熱患者の診断への手順と若干の経験症例について述べる.
駒込病院感染症科には,不明熱で紹介される症例が多数あり,不明熱患者の診断への手順と若干の経験症例について述べる.
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