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臨時増刊特集 図解 診療基本手技 Ⅰ 病歴のとり方
6.POS(問題志向システム)によるカルテの書き方
著者: 日野原重明1
所属機関: 1聖路加看護大学
ページ範囲:P.2204 - P.2209
文献購入ページに移動 POMR(Problem Oriented Medical System)という新語とそのフィロソフィーを考えだしたのは,Lawrence Weed(1968)であり,これは彼の名著 "Medical Records, Medical Education and Patient Care"(1969)により世界に紹介されるに至った.
アメリカ合衆国でこの普及に一番貢献したのはJ. W. Hurst内科教授である.私は彼と友人であることからこれを日本に普及しようと思い,1973年からこれを聖路加国際病院で始めつつ,全国への普及をはかり,1973年11月,今から13年前に「POS(The Problem-Oriented System)医療と医学教育刷新のための新しいシステム」を医学書院から刊行した.
アメリカ合衆国でこの普及に一番貢献したのはJ. W. Hurst内科教授である.私は彼と友人であることからこれを日本に普及しようと思い,1973年からこれを聖路加国際病院で始めつつ,全国への普及をはかり,1973年11月,今から13年前に「POS(The Problem-Oriented System)医療と医学教育刷新のための新しいシステム」を医学書院から刊行した.
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