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臨時増刊特集 図解 診療基本手技
Ⅱ 理学的検査法
文献概要
耳鼻咽喉科領域の治療手技の特徴は,外耳道,鼓膜,鼻腔,口腔内,咽頭,喉頭など,いずれも管腔内の診療のため,一般に肉眼でただちに観察できないところが多い.したがって,これら管腔内の観察には,光を入れて観察することが大きな特徴である.その具体的な方法としては,額帯鏡などの反射光を用いる方法,近年,利用価値の高いファイバースコープを用いる方法,さらに,手術用顕微鏡を用いる方法などがあげられる.
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