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臨時増刊特集 図解 診療基本手技 Ⅲ 救急手技 A 救急蘇生法
30.救急薬品の投与法
著者: 安田和弘1
所属機関: 1日本医科大学・救命救急センター
ページ範囲:P.2306 - P.2307
文献購入ページに移動 Advanced life support(ALS)の中で薬剤の適切な投与は最も大切な処置の一つである.心肺蘇生時の薬剤投与は静脈内投与を原則としており,皮下・筋肉内投与は効果がないばかりか,循環改善後薬剤の過剰効果が出現するおそれがある.よって,静脈路の確保は極めて大切であり,中心静脈ラインがとれればそこからの注入はより効果的である.
なお,hypovolemic shockの場合には,十分な輸液・輸血を行うことが蘇生のための必要条件であり,乳酸加リンゲル液で輸液を開始する.
なお,hypovolemic shockの場合には,十分な輸液・輸血を行うことが蘇生のための必要条件であり,乳酸加リンゲル液で輸液を開始する.
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