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文献概要
臨時増刊特集 図解 診療基本手技 Ⅲ 救急手技 C 緊急穿刺法
42.膀胱穿刺法,導尿
著者: 安田耕作1
所属機関: 1千葉大学医学部・泌尿器科
ページ範囲:P.2340 - P.2341
文献購入ページに移動膀胱穿刺法の適応
導尿,膀胱穿刺法の絶対的適応としては,尿閉が挙げられる.尿閉の原因として,前立腺肥大症や尿道狭窄などの器質的下部尿路閉塞疾患,神経因性膀胱,心因性尿閉,出血性膀胱炎(エンドキサンによる化学性膀胱炎など)や膀胱腫瘍の出血のためのコアグラタンポナーデなどが考えられる.
相対的適応としては,尿閉と無尿の鑑別が必要な場合,残尿量を測定する場合や尿量を正確に把握したい場合などがある.
導尿,膀胱穿刺法の絶対的適応としては,尿閉が挙げられる.尿閉の原因として,前立腺肥大症や尿道狭窄などの器質的下部尿路閉塞疾患,神経因性膀胱,心因性尿閉,出血性膀胱炎(エンドキサンによる化学性膀胱炎など)や膀胱腫瘍の出血のためのコアグラタンポナーデなどが考えられる.
相対的適応としては,尿閉と無尿の鑑別が必要な場合,残尿量を測定する場合や尿量を正確に把握したい場合などがある.
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