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文献詳細

雑誌文献

medicina23巻13号

1986年12月発行

文献概要

臨時増刊特集 図解 診療基本手技 Ⅲ 救急手技 D 緊急検査法

45.骨盤部超音波検査法

著者: 作山攜子1 原上子1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学・放射線科

ページ範囲:P.2354 - P.2357

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検査の手技とポイント
 1)膀胱充満
 骨盤内超音波検査を行うにあたって,膀胱を充満させることは最も重要である.その理由は,①膀胱を"sonic window"として利用し,膀胱の後方に存在する子宮や腫瘤などの描出を良好にするためと,②膀胱を充満させることにより,超音波検査に不適当な腸管を上方に押しやることにある.緊急検査において膀胱が充満していない場合は,膀胱内に逆行性にカテーテルを挿入し,微温程度に温めた生食水を注入して検査を開始する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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