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文献詳細

雑誌文献

medicina23巻13号

1986年12月発行

文献概要

臨時増刊特集 図解 診療基本手技 Ⅳ 診療手技 B 消化器検査法

65.十二指腸液採取法

著者: 竹内正1

所属機関: 1東京女子医科大学・消化器内科

ページ範囲:P.2444 - P.2445

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十二指腸液採取法
 一般に行われている方法は,経口または経鼻的にチューブを挿入し,先端を十二指腸下行脚に位置するようにし,胆汁排泄促進剤として硫酸マグネシウム液をチューブから注入し,その後チューブからサイフォンの原理で流出する胆汁を分画採取して黄疸指数,沈渣,細菌などを検査するもので,メルツァー・リオン(Meltzer-Lyon)法といわれるものである.胆嚢の機能,胆道疾患の診断に用いられ,治療法としても行われるものである.
 胆汁排泄促進剤として,セルレイン,コレシストキニンなどの注射も行われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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