文献詳細
今月の主題 止血機構とその異常
出血性疾患の臨床;病態とその診断
文献概要
遺伝子的変異によるフィブリノゲン(Fbg)分子異常の分析は,Fbgの一次構造の解明と近年汎用されている高速液体クロマトグラフィー(HPLC)の応用によって最近目ざましく発展した.また臨床面でも,Fbgの定量にトロンビン時間を応用するClauss法が広く採用されるようになって,新しい症例が本邦でも相次いで見出されている.
本稿では異常Fbgに関して最近得られた情報を小括してお伝えすることにしたい.
本稿では異常Fbgに関して最近得られた情報を小括してお伝えすることにしたい.
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