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文献詳細

雑誌文献

medicina23巻2号

1986年02月発行

今月の主題 止血機構とその異常

出血性疾患の臨床;病態とその診断

フィブリノゲンの分子異常

著者: 松田道生1

所属機関: 1自治医科大学医学部血液医学研究部門・止血血栓

ページ範囲:P.234 - P.236

文献概要

 遺伝子的変異によるフィブリノゲン(Fbg)分子異常の分析は,Fbgの一次構造の解明と近年汎用されている高速液体クロマトグラフィー(HPLC)の応用によって最近目ざましく発展した.また臨床面でも,Fbgの定量にトロンビン時間を応用するClauss法が広く採用されるようになって,新しい症例が本邦でも相次いで見出されている.
 本稿では異常Fbgに関して最近得られた情報を小括してお伝えすることにしたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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