文献詳細
文献概要
今月の主題 止血機構とその異常 出血・凝固検査
von Willebrand因子multimerの分析
著者: 山本美保子1
所属機関: 1慶応義塾大学医学部付属病院・中央検査部
ページ範囲:P.258 - P.260
文献購入ページに移動 von Willebrand病(vWD)は,血漿von Willebrand因子(vWF)の量的または質的な異常を認める疾患である.vWDの多くは先天性の疾患であるが,ときには後天的にも出現する.
現在,先天性vWDは大きく5種類のサブタイプに分類されているが,そのタイプの決定に最も重要なものは,SDSアガロースゲル電気泳動によるvWFのmultimeric structure(高分子組成)と,そのtripletstructure(三重分子構造)の解析である.
現在,先天性vWDは大きく5種類のサブタイプに分類されているが,そのタイプの決定に最も重要なものは,SDSアガロースゲル電気泳動によるvWFのmultimeric structure(高分子組成)と,そのtripletstructure(三重分子構造)の解析である.
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