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文献詳細

雑誌文献

medicina23巻2号

1986年02月発行

文献概要

今月の主題 止血機構とその異常 鼎談

出血性疾患の治療の実際

著者: 吉田信彦1 池松正次郎2 安藤泰彦3

所属機関: 1自治医科大学血液医学研究部門・止血血栓 2東京医科大学・臨床病理学 3安藤クリニック

ページ範囲:P.296 - P.308

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 安藤(司会) 出血性疾患というのは,血管と血小板,凝固線溶のメカニズムのどこかに異常があるために起こるわけですが,実際の臨床上の問題として重要なのは血小板減少症,とくにITP,それに凝固異常の中では先天性の凝固異常としてとくに血友病のA,Bとvon Willebrand病,後天性の凝固異常症としてDIC,あるいは肝疾患などがあげられると思われます.本日はこれらの疾患の治療について,実際にどうやっていらっしゃるのか,お話しいただきたいと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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