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文献詳細

雑誌文献

medicina23巻2号

1986年02月発行

文献概要

グラフ 内科医のための骨・関節のX線診断

(2)主なX線所見の解説

著者: 水野富一1

所属機関: 1聖路加国際病院・放射線科

ページ範囲:P.334 - P.343

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1)全身の骨陰影の減弱
 正常の骨構造と骨濃度は様々な因子によって保たれている.それらは,正常な数の骨細胞,栄養状態,内分泌のバランス,正常な神経支配と物理的刺激,および正常な肝,腎や消化管機能であり,このうちどれに異常があっても骨量の減少(骨減少症:osteopenia)が起こりうる.X線的には骨陰影の減弱が認められる.
 その主な原因として,
 骨粗鬆症(osteoporosis)
 骨軟化症(Osteomalacia)
 副甲状腺機能亢進症(hyperparathyroidism)
 がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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