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文献詳細

雑誌文献

medicina23巻5号

1986年05月発行

文献概要

今月の主題 水電解質と酸塩基平衡 水電解質異常の病態生理

高K血症

著者: 斉藤郁夫1 猿田享男2

所属機関: 1慶応大学保健管理センター 2慶応大学医学部・内科

ページ範囲:P.770 - P.771

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 血清K濃度は,1)摂取量と腎からの排泄量のバランス,2)細胞内外の分布の調節により,正常では3.5〜5.0mEq/lの範囲内に保たれている.血清K濃度が5.0mEq/l以上となると高K血症というが,その成因はKの摂取過剰と腎からの排泄の低下(図1),細胞外へのKの移動の亢進,細胞内へのKの取り込みの低下(図2)に大別され,これらが単独ないし,合併して起こる(表)1,2)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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