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文献詳細

雑誌文献

medicina23巻5号

1986年05月発行

文献概要

今月の主題 水電解質と酸塩基平衡 酸塩基平衡の基礎と臨床—最近の話題

代謝性アシドーシスの病態生理

著者: 石田尚志1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学・第1内科

ページ範囲:P.800 - P.801

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代謝性アシドーシスの定義
 代謝性アシドーシスとはHCO3-の減少が出発点となり,pHが低下するすべての病態を意味する.Henderson-Hasselbalchの式pH=6.1+log〔HCO3-/(0.03×Pco2)〕においてHCO3-が代謝性因子であり,0.03×Pco2が呼吸性因子である.この2つの因子のどちらかの変動がきっかけとなりpHが変化する.代謝性アシドーシスではHCO3-の低下が問題となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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