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今月の主題 水電解質と酸塩基平衡 水電解質代謝調節ホルモンの話題
カテコールアミン
著者: 梅村敏1
所属機関: 1横浜市立大学医学部・第2内科
ページ範囲:P.838 - P.841
文献購入ページに移動 カテコールアミンが腎で水・電解質を調節する機序にはいくつかの経路が考えられる.第1に尿細管への直接作用,第2に全身および腎血行動態を変えることによる作用,第3に腎に作用するホルモンの分泌を調節したり,その作用を修飾することによる作用である.さらに,カテコールアミン(ノルエピネフリン,エピネフリン,ドーパミン)は各種カテコールアミン受容体(α1,α2,β1,β2,D1,D2)に作用するため,その腎での水・電解質代謝調節に与える影響は複雑であり,不明の点が多い.
しかし,近年,腎尿細管各部位でのカテコールアミン受容体の局在が明らかにされつつあり,カテコールアミンの腎での作用を明らかにする上で重要な進歩をとげつつある.
しかし,近年,腎尿細管各部位でのカテコールアミン受容体の局在が明らかにされつつあり,カテコールアミンの腎での作用を明らかにする上で重要な進歩をとげつつある.
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