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文献概要
今月の主題 体液・電解質補正の実際 輸液の基本的ルール
Kの投与量とスピード
著者: 飯田喜俊1
所属機関: 1大阪府立病院・腎疾患センター
ページ範囲:P.942 - P.944
文献購入ページに移動 Kは主として細胞内に存在し,細胞の代謝に重要な役割をなしている.Kが欠乏すると低K血症をきたしたり,種々の臨床症状がみられ,直ちにKの補給を必要とすることが少なくない.しかし,Kは与えすぎても高K血症をきたす危険があり,できる限り正確なKバランス状態を把握し,それに従ってKの投与量や投与スピードを決めて,安全かつ効果的な治療を行う必要がある.
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