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文献詳細

雑誌文献

medicina23巻6号

1986年06月発行

文献概要

今月の主題 体液・電解質補正の実際 輸液の基本的ルール

高カロリー輸液の処方原則

著者: 井上善文1 岡田正2

所属機関: 1大阪大学医学部・第1外科 2大阪大学医学部・小児外科

ページ範囲:P.956 - P.957

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 高カロリー輸液(TPN)は,現在外科領域はもちろん,臨床医学の広い分野に恩恵をもたらしており,手技,器具,製剤のすべての面で著しく進歩し,安全かつ容易に実施できるようになってきた.現在各種TPN用基本製剤,アミノ酸製剤,脂肪製剤,ビタミン製剤が市販されており,これらを組み合わせて用いることによりTPNを実施することはできるが,種々の代謝上の合併症が発生する危険性もある.以下に筆者らのTPN処方を中心に,その処方原則について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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