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文献詳細

雑誌文献

medicina23巻6号

1986年06月発行

文献概要

今月の主題 体液・電解質補正の実際 病態と輸液

ショックと輸液

著者: 加賀美尚1

所属機関: 1都立墨東病院・外科

ページ範囲:P.982 - P.983

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 ショックは種々の原因によって起こり,その病態にも様々な形態,段階があることはよく知られている.ショックの病態の特徴は,主要な臓器の血流の減少,あるいは血流の不適切な配分,灌流不全によって起こる低酸素状態といえるだろう。
 ショックの治療の原則は,循環不全をできるだけ速やかに改善し,臓器,組織の低酸素状態の持続を可能な限り短縮して離脱することである.したがって,ショックの治療には,輸液,輸血が重要な役割を果たすことになる,

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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