文献詳細
文献概要
今月の主題 体液・電解質補正の実際 病態と輸液
熱傷と輸液
著者: 二宮宣文1 八木義弘1
所属機関: 1順天堂大学浦安病院・外科
ページ範囲:P.996 - P.997
文献購入ページに移動 熱傷,特に重症熱傷は,(1)ショック期(0〜48時間),(2)ショック離脱期,利尿期(2〜7日),(3)感染期(1〜3週),(4)回復期(3週以後)の経過をとって治療に至る.熱傷治療は熱傷面積,深度などの重症度の判定,輸液,呼吸,栄養管理,感染対策などの全身療法,また局所療法,精神介助が重要なポイントである.このうち全身療法としての輸液はショック期,ショック離脱期,感染期に必要となってくる.
掲載誌情報