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文献概要
今月の主題 体液・電解質補正の実際 病態と輸液
糖尿病と輸液
著者: 久保明1 松岡健平1
所属機関: 1東京都済生会中央病院・内科
ページ範囲:P.1002 - P.1004
文献購入ページに移動急性代謝失調時の輸液
糖尿病性ケトアシドーシスや非ケトン性高浸透圧性昏睡時の輸液は同じプロトコールで行うのが実際的でありその方法を表1に示す1,2).Kは5.5mEq/l以上ならば投与せず,4.5〜5.5mEq/lでは10,3.5〜4.5mEq/lでは30,3.5mEq/l未満では60mEq/lを投与の目安とする.またPを80mmol/日程度補給することもある.
糖尿病性ケトアシドーシスや非ケトン性高浸透圧性昏睡時の輸液は同じプロトコールで行うのが実際的でありその方法を表1に示す1,2).Kは5.5mEq/l以上ならば投与せず,4.5〜5.5mEq/lでは10,3.5〜4.5mEq/lでは30,3.5mEq/l未満では60mEq/lを投与の目安とする.またPを80mmol/日程度補給することもある.
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