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文献詳細

雑誌文献

medicina23巻6号

1986年06月発行

文献概要

カラーグラフ 皮膚病変のみかたとらえ方

紫斑(出血斑)の疾患別特徴

著者: 石川英一1 大西一徳1

所属機関: 1群馬大学医学部・皮膚科

ページ範囲:P.1020 - P.1021

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 概念 紫斑の色調は始め鮮紅色または紫紅色で,やがて黄(褐)色となり消褪する.局所の循環障害たとえば静脈瘤がある場合は紫斑の消褪は遅れ,ヘモグロビンの変化したヘモジデリンが沈着するため,紫斑のあとは褐色調となる.紫斑は臨床的に硝子圧で褪色しないことより紅斑と鑑別される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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