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グラフ 内科医のための骨・関節のX線診断
(5)内分泌・代謝疾患の骨病変
著者: 水野富一1
所属機関: 1聖路加国際病院・放射線科
ページ範囲:P.1034 - P.1042
文献購入ページに移動1.末端肥大症,巨人症
脳下垂体前葉の好酸性腺腫や好酸性細胞の過形成により,成長ホルモンの過剰分泌が起こると,成長板の閉鎖前では巨人症,閉鎖後では末端肥大症となる.
巨人症では長期にわたる骨の急速な成長により,骨の長さと横径が増加し,身長が異常に高くなる.骨の成熟は正常か遅延する.
脳下垂体前葉の好酸性腺腫や好酸性細胞の過形成により,成長ホルモンの過剰分泌が起こると,成長板の閉鎖前では巨人症,閉鎖後では末端肥大症となる.
巨人症では長期にわたる骨の急速な成長により,骨の長さと横径が増加し,身長が異常に高くなる.骨の成熟は正常か遅延する.
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