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文献概要
今月の主題 呼吸器と免疫・アレルギー 免疫からみた呼吸器感染症
レジオネラ感染症
著者: 朝長昭光1 斉藤厚1
所属機関: 1長崎大学医学部・第2内科
ページ範囲:P.1154 - P.1155
文献購入ページに移動 レジオネラ感染症(Legionella infection)は,グラム陰性桿菌であるLegionella pneumophilaおよびその他のLegionella属による細菌性肺炎を主徴とするものである.
本症は1976年,米国のPhiladelphiaにおける在郷軍人会参加者に集団発生し,184名が肺炎に罹患し,29名が死亡した事例に端を発し,在郷軍人病(Legionnaires' disease)と呼称された.その後の研究で本症は過去にも存在し,また世界各国からの症例も報告され,本邦においても筆者らが1981年に第1例を報告した.
本症は1976年,米国のPhiladelphiaにおける在郷軍人会参加者に集団発生し,184名が肺炎に罹患し,29名が死亡した事例に端を発し,在郷軍人病(Legionnaires' disease)と呼称された.その後の研究で本症は過去にも存在し,また世界各国からの症例も報告され,本邦においても筆者らが1981年に第1例を報告した.
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