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文献詳細

雑誌文献

medicina23巻7号

1986年07月発行

文献概要

今月の主題 呼吸器と免疫・アレルギー 鼎談

呼吸器と免疫・アレルギー

著者: 螺良英郎1 長井苑子2 泉孝英2

所属機関: 1国立療養所刀根山病院 2京都大学結核胸部疾患研究所・内科第2

ページ範囲:P.1214 - P.1224

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 泉(司会)今日は,本特集"呼吸器と免疫・アレルギー"を読者の方により一層理解していただくために,お互いに年がばれてしまって具合が悪いのですけれど(笑),大体一世代ずつ違う3人が集まりまして,"呼吸器と免疫・アレルギー"というものの今日までの研究の流れを確認するとともに,残された課題についての展望を語っていきたいと思います.
 私の理解からいいますと,1960年,ちょうど私が医学部を卒業した年ですが,Burnet,Medawarが,"acquired immunological tolerance"の研究によってノーベル医学賞をもらったのを契機として,新しい,いわゆる近代免疫学が始まったと思います.その前の時代は,失礼ながら中世ということになりかねないのですが,まず最初に,螺良先生の個人史というものから,お話をうかがえればと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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