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文献詳細

雑誌文献

medicina23巻8号

1986年08月発行

今月の主題 内科医のための小児診療のコツ

学校検診の事後処置

血尿,蛋白尿

著者: 長谷川理1

所属機関: 1都立清瀬小児病院・腎内科

ページ範囲:P.1348 - P.1349

文献概要

 本邦における学校検尿の普及はめざましく,世界にその類をみない.また診断確定後は学校用腎疾患管理指導票をもとに,ある程度の管理システムが確立されている.しかしながら異常尿所見に対する診断の進め方については決められた方式がなく,日常診療でその判断を迫られることが多い.
 血尿,蛋白尿という所見は疾患特異性に乏しく,原因,原疾患は多岐にわたる.診断上,ほかに指標となる症状を伴う場合には診断も進め易いが,血尿,蛋白尿以外に症状のない例も少なくない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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