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文献詳細

雑誌文献

medicina23巻8号

1986年08月発行

今月の主題 内科医のための小児診療のコツ

学校検診の事後処置

心雑音

著者: 辻敦敏1

所属機関: 1山梨医科大学医学部・小児科

ページ範囲:P.1358 - P.1359

文献概要

 学校検診により心雑音を指摘された学童,生徒に対して,まず心雑音が器質的なものかあるいは機能的なものかを鑑別しなければならない.
 小児の心疾患の大部分のものは先天性心疾患であり,表1に示した心疾患が85%を占めるが,チアノーゼ型心疾患が学校検診で初めて発見されることは稀である.学校検診で指摘される頻度の高い疾患は心房中隔欠損,肺動脈狭窄,後天性心疾患では僧帽弁閉鎖不全,僧帽弁逸脱症候群などである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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