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食道静脈瘤の内視鏡的硬化療法
著者: 三條健昌1 出月康夫1
所属機関: 1東京大学医学部・第2外科
ページ範囲:P.1428 - P.1433
文献購入ページに移動内視鏡的硬化療法は,CrafoordとFrenckner2)により,1939年に始められたが,その後Fearon3),Orloff4),Hunt5)により行われている.JohnstonとRodgers6)は硬化療法を117症例に217回施行し,81%症例で止血し,73%は1回の注入で十分であったと報告した.その後,多くの報告が行われているが,わが国でも内視鏡的硬化療法は,内視鏡が普及していることもあって多くの施設で採用され,硬化療法を受ける患者は急速に増している.
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