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文献詳細

雑誌文献

medicina24巻1号

1987年01月発行

文献概要

グラフ 消化管造影 基本テクニックとPitfall

胃(6)—隆起性病変;境界領域病変

著者: 西俣寿人1 西澤護2

所属機関: 1鹿児島大学医学部・第2内科 2東京都がん検診センター

ページ範囲:P.122 - P.129

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西澤 良性隆起性病変の中でポリープ,粘膜下腫瘍の他にもう1つ問題になるのは,いわゆる境界領域病変ということになります.境界領域というと,異型上皮ともいいますし,IIa subtypeともいいますし,腺腫ともいいます.境界領域病変というのは生検でGroup IIIと診断される上皮性の隆起性病変ですが,普通のポリープとか,粘膜下腫瘍に比べると,形が少し変わって,どちらかというと広基性で平板状のものが多いといわれていますが,この症例はどうでしょうか(図1).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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