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文献概要
増刊号 これだけは知っておきたい薬の使い方 Ⅰ 感染症治療薬 下気道感染症
7.慢性気道感染症の薬物治療
著者: 谷本普一1 青島正大1
所属機関: 1虎の門病院・呼吸器科
ページ範囲:P.1762 - P.1763
文献購入ページに移動慢性気道感染症とは
慢性気道感染症とは,通常,下気道に起こる慢性感染症をいう.下気道感染症は基本的には,一次感染でそれ自体が感染症である肺実質および間質感染症と異なり,すべて既存の気道・中間領域(気管支・細気管支)疾患を基盤として生じる.
慢性気道感染症を生じやすい疾患は,①びまん性汎細気管支炎,②気管支拡張症,③慢性気管支炎,④肺気腫症,⑤肺結核後遺症,⑥嚢胞性線維症(cystic fibrosis)などである.cystic fibrosisは欧米で多いが,わが国ではきわめて稀である.
慢性気道感染症とは,通常,下気道に起こる慢性感染症をいう.下気道感染症は基本的には,一次感染でそれ自体が感染症である肺実質および間質感染症と異なり,すべて既存の気道・中間領域(気管支・細気管支)疾患を基盤として生じる.
慢性気道感染症を生じやすい疾患は,①びまん性汎細気管支炎,②気管支拡張症,③慢性気管支炎,④肺気腫症,⑤肺結核後遺症,⑥嚢胞性線維症(cystic fibrosis)などである.cystic fibrosisは欧米で多いが,わが国ではきわめて稀である.
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