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増刊号 これだけは知っておきたい薬の使い方 Ⅰ 感染症治療薬 下気道感染症
8.院外感染の肺炎におけるペニシリン剤の使い方
著者: 斎藤厚1
所属機関: 1琉球大学医学部・第1内科
ページ範囲:P.1764 - P.1766
文献購入ページに移動 病院外で発生する,いわゆる院外肺炎(community acquired pneumonia)は,通常健康な社会生活を送っている人に発症した肺炎を指しているが,その中には中年以降の男性,喫煙家にみられやすい慢性閉塞性肺疾患(肺気腫など),慢性気道感染症(慢性気管支炎など)などの基礎疾患を有するものも存在する.
急性呼吸器感染症の一次病原体はインフルエンザをはじめとする種々のウイルスが関与し,多くは感冒様症状(上気道炎)を主徴とし,対症療法のみで治癒する場合がほとんどである.
急性呼吸器感染症の一次病原体はインフルエンザをはじめとする種々のウイルスが関与し,多くは感冒様症状(上気道炎)を主徴とし,対症療法のみで治癒する場合がほとんどである.
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