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文献詳細

雑誌文献

medicina24巻10号

1987年09月発行

文献概要

増刊号 これだけは知っておきたい薬の使い方 Ⅰ 感染症治療薬 感染性心内膜炎

13.レンサ球菌による心内膜炎の治療

著者: 小林芳夫1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部・中央臨床検査部

ページ範囲:P.1776 - P.1777

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 レンサ球菌と一口にいっても数多くの菌種があるが,感染性心内膜炎(infective endocarditis;IE)の原因菌としてのレンサ球菌という点よりは,Streptococcus viridans(S. viridans),Enterococcusおよびβ-hemolytic Streptococcusに大別される1).このうちS. viridansは現在でもなおIEの主要菌種であり,EnterococcusによるIEも稀ではない1,2).したがって,これらによるIEの治療が本稿の主題となるが,β-hemolytic StreptococcusによるIEも散見され1),これらについての抗生剤療法に触れることとする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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