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増刊号 これだけは知っておきたい薬の使い方 Ⅰ 感染症治療薬 腹部臓器感染症
18.偽膜性腸炎における抗生物質の使い方
著者: 上野文昭1
所属機関: 1東海大学大磯病院・内科
ページ範囲:P.1786 - P.1787
文献購入ページに移動 偽膜性腸炎(PMC)は,古くから腸管手術や腸閉塞に合併する重篤な疾患として知られていたが,今日では抗生物質の使用により生ずる嫌気性菌の一種であるClostridium difficileが産生する毒素が原因となる抗生物質関連性腸炎(AAC)の一部として知られている.原因となる抗生物質として,Ampicillin,Clindamycin,Cephalosporinsなどが有名であるが,ほとんどすべての抗生物質が関与することが知られている.
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