icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina24巻10号

1987年09月発行

文献概要

増刊号 これだけは知っておきたい薬の使い方 Ⅰ 感染症治療薬 腹部臓器感染症

18.偽膜性腸炎における抗生物質の使い方

著者: 上野文昭1

所属機関: 1東海大学大磯病院・内科

ページ範囲:P.1786 - P.1787

文献購入ページに移動
 偽膜性腸炎(PMC)は,古くから腸管手術や腸閉塞に合併する重篤な疾患として知られていたが,今日では抗生物質の使用により生ずる嫌気性菌の一種であるClostridium difficileが産生する毒素が原因となる抗生物質関連性腸炎(AAC)の一部として知られている.原因となる抗生物質として,Ampicillin,Clindamycin,Cephalosporinsなどが有名であるが,ほとんどすべての抗生物質が関与することが知られている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?