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増刊号 これだけは知っておきたい薬の使い方 Ⅱ 神経・筋疾患治療薬 パーキンソン病
48.新しいパーキンソン病治療薬
著者: 小川紀雄1
所属機関: 1岡山大学医学部・脳代謝研究施設
ページ範囲:P.1864 - P.1865
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パーキンソン病の治療は,患者の症状に応じてきめ細かな種類や量の調節が必要で,作用機序から分類すると,表のように8種類に分けられる.治療方針の立案は長期展望に立つべきで,種々の治療薬を少量ずつ組み合わせる多剤併用が基本となる.そのための新しい治療薬は次々に開発されているが,それらは表の④以下である.以下,代表的なものについて解説する.
新しい治療薬としては,ドパミン(DA)作動薬とノルエピネフリン(NE)補充薬とがある.
パーキンソン病の治療は,患者の症状に応じてきめ細かな種類や量の調節が必要で,作用機序から分類すると,表のように8種類に分けられる.治療方針の立案は長期展望に立つべきで,種々の治療薬を少量ずつ組み合わせる多剤併用が基本となる.そのための新しい治療薬は次々に開発されているが,それらは表の④以下である.以下,代表的なものについて解説する.
新しい治療薬としては,ドパミン(DA)作動薬とノルエピネフリン(NE)補充薬とがある.
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