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文献詳細

雑誌文献

medicina24巻10号

1987年09月発行

文献概要

増刊号 これだけは知っておきたい薬の使い方 Ⅱ 神経・筋疾患治療薬 痙縮と異常運動

53.顔面痙攣の薬物治療

著者: 高柳哲也1

所属機関: 1奈良県立医科大学・神経内科

ページ範囲:P.1875 - P.1875

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顔面痙攣
 顔面の不随意運動は多彩であり,多くの疾患がみられる.半側顔面痙攣 hemifacial spasm,眼瞼痙攣 blepharospasm,チックtic,顔面ジスキネジー orofacial dyskinesia,メイジュ症候群 Meige's syndrome(blepharospasm-oromandibular dystonia)はその代表的疾患である.このうちでorofacial dyskinesiaは顔面痙攣の概念とはやや異なり,痙攣ではなく複雑な運動が口唇,舌,頬を主としてみられる.しかし,メイジュ症候群ではblepharospasmとともにoromandibular dystoniaをも伴うことがあり,顔面痙攣の関連性からこれらをまとめて述べることにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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